薬理①−3
薬物の相互作用は臨床でも本当に大事!
概要とポイントを勉強していきます!
薬効に影響を及ぼす要因は?
・薬物の因子に「用量」「化学的性質」「適用方法(経口・注射・吸入・粘膜適用)」「脂肪組織への再分配」「血液脳関門」がある
“読めばわかるかも!特にテストでも出ない?”
・生体側因子「生理的因子(年齢・性)」「病的因子(肝・腎)」「遺伝的因子」「アレルギー」「妊娠」
遺伝的因子においてシトクロムP450欠損で抑えるポイントは?
CYPで代謝され効果が減る薬物が多い中、「活性化」をするものを押さえる!!
●クロピグレル→CYP2C9で代謝され・・・活性化
●イミプラミン→CYP2D6で代謝され・・・不活化
→CYP1A2で代謝され・・・活性化
つまり、遺伝子因子欠損していた場合
一部薬剤が活性化しない→効果が期待できない!!
(一部薬剤が代謝されない→効果ですぎ!)
クロピドとイミプラミンは抑えたほうが良いかと!
例外を覚えながら理解していきます。
答え
3
相互作用で代謝誘導・阻害の代表的な薬剤は?
代表的な薬物相互作用は・・・
「吸収」「分布」「代謝」「排泄」がある!
よく出る代謝についてゴロ含め勉強していきます!
代謝はよく出るので、ゴロで・・・
<代謝阻害>
真っ黒なビルをなぞってグレーシメシメ!!
マクロライド系(14員環:エリスロマイシンなど) 〜ナビル オメプラゾール ナゾール系 グレープフルーツ シスプラチン CYP3A4阻害
<代謝誘導>
誘導タバコ、せんと君理転
代謝誘導 タバコ セントジョーンズ・セイヨウオトギリソウ リファンピシン てんかん(カルバマゼピン・フェニトイン・フェノバルビタール)
<オメプラゾール>
オメー家に誘ったのに行くの阻害したな!
オメプラゾール CYP1A2誘導 CYP2C19阻害
懐かしい・・・
とりあえず無理のない範囲で!
答え
2、4
1メトクロプラミドはGFR(胃の排出速度)を高める!!
2エリスロマイシン代謝阻害
3炭酸水素ナトリウムは尿phを上げる→サリチル酸のイオン系が増える
4ともに有機アニオン輸送系で尿細管分泌受ける→競合
薬物依存性
こちらもポイントのみ!!
精神的依存・身体的依存・耐性が聞かれます。
どれが依存あり?耐性あり?はもう時間が経てば忘れます笑
そんなわけでまたマイナーな部分に注目!
基本的に「精神的依存」はあり!「身体的依存」「耐性」に注目!
「身体的依存」なしを押さえる
覚醒剤(アンフェタミン・メタンフェタミン)、幻覚薬(LSD、メスカリン)、コカイン、テトラヒドロカンナビノール(大麻・マリファナ)
答え
1